甲信寺社宝鑑

甲信地方の寺院・神社建築を語る雑記。

権現造

【鎌倉市】鶴岡八幡宮 後編(舞殿、若宮、本宮、丸山稲荷社)

今回も神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮について。 前編では参道と源平池について述べました。 当記事では舞殿、若宮、本宮、丸山稲荷社について述べます。 舞殿 境内の中心部には舞殿が鎮座しています。 写真中央が舞殿で、手前にある社殿(拝所あるいは廊下?)と…

【豊島区】雑司ヶ谷鬼子母神堂(法明寺)

今回は東京都豊島区の雑司ヶ谷鬼子母神堂(ぞうしがや きしもじんどう)について。 雑司ヶ谷鬼子母神堂は雑司ヶ谷の住宅地に鎮座する仏堂で、威光山法明寺(南池袋にある日蓮宗の寺院)の飛地です。 法明寺は810年(弘仁元年)に創建された威光寺が前身。1312年(正…

【台東区】上野東照宮

今回は東京都台東区の上野東照宮(うえの とうしょうぐう)について。 上野東照宮は上野公園の一画に鎮座しています。正式名称は東照宮。 創建は1627年(寛永四年)。徳川家康の遺命を受けた天海と藤堂高虎が、藤堂家の敷地内に東照宮を祀ったのがはじまりとされ…

【藤井寺市】道明寺天満宮

今回は大阪府藤井寺市の道明寺天満宮(どうみょうじ てんまんぐう)について。 道明寺天満宮は市東部の住宅地に鎮座しています。 創建は不明。野見宿禰の子孫である土師氏が594年に土師神社(はじ-)と土師寺を創設したのが始まりとされます。平安時代には土師氏…

【小山町】東口本宮冨士浅間神社

今回は静岡県小山町の東口本宮冨士浅間神社(ひがしぐち ほんぐう ふじせんげん-)について。 東口本宮冨士浅間神社は山梨県・静岡県の境界近くに鎮座しています。別名は須走浅間神社(すばしり せんげん-)。 創建は平安初期、桓武天皇の時代に富士山が噴火し、…

【高崎市】榛名神社 後編(双竜門、神楽殿、本社・拝殿・幣殿)

今回も群馬県高崎市の榛名神社(はるな-)について。 前編では随神門、五重塔などについて述べました。 後編では双竜門、神楽殿、本社・拝殿・幣殿について紹介・解説いたします。 双竜門 薬医門の先には双竜門(そうりゅうもん)があります。 一間一戸、四脚門、入…

【岡崎市】六所神社

今回は愛知県岡崎市の六所神社(ろくしょ-)について。 六所神社は岡崎の市街地に鎮座しています。 創建は松平清康(徳川家康の祖父)の代で、豊田市松平町にある六所神社を勧請したのがはじまりとのこと。徳川家の氏神として篤く崇敬され、幕府の保護を受けたよ…

【岡崎市】伊賀八幡宮

今回は愛知県岡崎市の伊賀八幡宮(いが はちまんぐう)について。 伊賀八幡宮は岡崎の市街地に鎮座しています。 創建は1470年で、松平親忠が氏神として八幡神を祀ったのがはじまり。その後、将軍となった徳川家康が社殿を改修しています。現在の社殿は徳川家光…

【柏崎市】番神堂

今回は新潟県柏崎市の番神堂(ばんじんどう)について。 番神堂は柏崎市の海岸沿いの住宅地に鎮座している神仏習合の堂で、同市内にある日蓮宗・妙行寺の境外社(境外仏堂)になります。 創建は鎌倉時代で、佐渡に流されていた日蓮が嵐に遭いながらも当地に上陸し…

【多治見市】永保寺 後編(開山堂、その他の伽藍)

今回も岐阜県多治見市の永保寺について。 前編では庭園と観音堂について述べました。 後編の当記事では開山堂とその他の伽藍について解説していきます。 開山堂 観音堂の前の池を迂回して境内の西の端へ進むと、その奥には開山堂(国宝)が鎮座しています。 正…

【静岡市】久能山東照宮 ~後編~(拝殿・幣殿・本殿と神廟)

今回も静岡県の超メジャー観光地ということで、久能山東照宮について。 前回の記事(前編)では、参道とその他の社殿について述べました。 当記事では久能山東照宮の中枢である国宝の拝殿・幣殿・本殿と、境内の最奥に鎮座する徳川家康の墓(神廟)について解説い…

【富岡市】妙義神社と波己曽社

今回は群馬県の超メジャー観光地ということで、妙義神社(みょうぎ-)と波己曽社(はこそしゃ)について。 妙義神社は群馬県の南西にそびえる名峰・妙義山のふもとに鎮座しています。 古くからの修験霊場であり、江戸時代には関東平野の天門(北西の方位)をおさえ…

【甲府市】玉諸神社

今回は山梨県甲府市の玉諸神社(たまもろ-)について。 玉諸神社は甲府市街東部の住宅地の中に鎮座しています。 甲斐国(山梨県)で第3位の格を持つ三宮(さんのみや)とされている由緒正しい古社であり、特に江戸初期の造営である本殿は他の神社で見られない独特…