甲信寺社宝鑑

甲信地方の寺院・神社建築を語る雑記。

【立科町】諏訪神社(茂田井)

今回は長野県立科町茂田井(もたい)の諏訪神社(すわ-)について。 諏訪神社(茂田井)は、中山道の沿線にある「茂田井 間の宿」(もたい あいのしゅく)の端に鎮座しています。 茂田井は中山道の六十九次には入っていない非公式の宿場(休憩所)でしたが旅人の往来で…

【立科町】蓼科神社里宮と光徳寺

今回は長野県立科町の蓼科神社(たてしな-)と光徳寺(こうとくじ)ついて。 蓼科神社里宮と光徳寺は蓼科町役場の南、県道40号の沿線に鎮座しています。 蓼科神社は式内社ではないようですが創建は平安以前にさかのぼる古社(式外社という)です。 隣接する光徳寺…

【長野市】善光寺 その1 仁王門と釈迦堂

今回は長野県長野市の善光寺(ぜんこうじ)について。 善光寺は長野市街の北端に鎮座する無宗派の寺院です。山号は定額山。 創建は寺伝によると飛鳥時代。麻績(現在の飯田市座光寺)の住人の本田善光が、難波の堀江(現在の大阪市)で捨てられていた仏像を拾って…

【長和町】松尾神社

今回は長野県長和町の松尾神社(まつお-)について。 松尾神社は旧中山道・笠取峠の東側の集落に鎮座しています。 本殿は江戸末期に立川流の宮大工によって造られた三間社で、この近辺の神社の中では大規模な部類に入ります。ほか、境内社も多数あり、社地は決…

【長和町】諏訪神社(古町)

今回は長野県長和町古町(ふるまち)の諏訪神社(すわ-)について。 諏訪神社(古町)は国道152号線沿いの長和町役場の北にある集落に鎮座しています。 社殿は当町出身の宮大工による立川流の本殿を見ることができます。また、境内には正八幡宮という摂社(?)があり…