世をひねる

甲信地方(山梨県と長野県)の寺院・神社建築を語る雑記。

折りたたみ自転車での輪行の魅力と、輪行のやりかた(DAHON K3)

今回は折りたたみ自転車(フォールディングバイク)による輪行について。

 

当ブログのメインである神社の記事は、大半が折りたたみ自転車で輪行して赴いたものです。ですが、私の愛車であるDAHON K3(ダホン ケースリー)の情報を目当てに当ブログを訪れてくれる人が意外に多いので、今回は折りたたみ自転車での輪行の様子について語っていきます。

 

 

 

折りたたみ自転車による輪行の魅力

輪行の魅力といえば、遠方まで電車やバスで行き、自転車の小回りと機動力を生かして効率よく旅行できることでしょう。

最近はメジャーな観光都市ならレンタサイクルがあったり安価な市街地循環バスがあったりしますが、自分の行きたい場所や時間に都合良くあることは稀かと思います。そうなると、やはり自転車を持参するに限ります。

私事になりますが、自宅のある長野県とその周辺は鉄道網がイマイチな上、路線バスも本数が少なくて勝手がよくないです。駅から徒歩1時間かかる神社まで気合で歩いて旅行(ネタ集め)していた時期もあったのですが、効率の悪さと体力の限界を感じ、折りたたみ自転車を購入しました。

 

他にも、自転車だと、気になる物を見つけたらすぐ止まれることも魅力ですね。ですが、この辺のメリットは、折りたたみできない自転車でもいっしょです。

折りたたみ自転車にあって他の自転車にない魅力...それは電車やバスに乗り降りする際の収納・展開が簡単かつ気軽にできる点です。

ロードバイクやクロスバイクだと車輪を外したり専用の工具が必要だったりして、収納・展開の作業には10分以上かかることも珍しくないですが、折りたたみ自転車だとその作業がせいぜい1分でできます。

なので「思いつきで途中下車して自転車で走り、今度はバスに乗る」といった感じの気ままで柔軟なスタイルの旅行も可能です。これは折りたたみ自転車にしかできない芸当でしょう。



輪行のやりかた

輪行をする前に

注意点1 自転車は輪行袋に入れる

まず前提として、自転車を収納する袋、いわゆる輪行袋(スリップバッグ)が必須になります。

駅構内での持ち運びの都合もありますが、そもそも「自転車を電車に持ち込む際は、輪行袋に納める」という決まりがあります。要するに、むき出しで裸の状態の自転車を持ち込むのはNGということです。これはJRの決まりですが、他の私鉄もこれに準拠するものと考えて下さい。

また、自転車が完全に袋に収まっていないといけないただのビニール袋に入れるのは駄目、といった細かい決まりもあります。

他にも、縦・横・高さの合計が250cm以下かつ重量30kg以下という規則もありますが、これについては折りたたみ自転車なら気にしなくてもいいでしょう。

 

注意点2 他の乗客に配慮する

折りたたみ自転車は軽くて小さいものが多いので、他の自転車ほどは気を使いませんが、やはり他の乗客への配慮は欠かせません。

収納・展開作業は人通りのない場所で行う、車内に自転車を置くときは通路や座席を避ける、駅構内では人の少ない場所やタイミングを狙って移動する、などなど当然のことばかりです。



実践の様子

では、実際に折りたたみ自転車(DAHON K3)で輪行をやってみましょう。

下の写真は松本駅。これから輪行で辰野を目指します。松本駅→辰野駅を直通する便は、毎日3本くらいしかありません。ですが無計画な性分ゆえ、直通がいつ出るのかも調べずにここまで来てしまいました。

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電車の時刻については置いておくとして、正面口のほうで折り畳んでいると好奇の視線にさらされると思うので、裏口に相当するアルプス口というところで作業します。こっちの出入口は人が少ないうえ、ベンチが沢山あって助かります。

折りたたみ作業の工程については下記の記事に詳しいので省略します。

www.hineriman.work

 

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折りたたみ作業をして袋のチャックを閉めきるまで1分程度でした。前述のとおり、袋からはみ出ているとNGなので、袋の口は最後までしっかり閉め切りましょう。

ちなみに、ここで使っている輪行袋は20インチ用の汎用のもので、14インチのK3なら余裕を持って入れられます。「収まればなんでもいいや」といったノリで適当に安いのを選びました。Amazonだと2,000円くらいで売っています。

ぶかぶかで持て余している感が否めないですが、私は別に気にしていないし、支障なく輪行できているので無問題です。

 

無事に袋に収まったので、駅構内に入ります。駅内と車内の画像については割愛いたします。

電車の中は中央本線にしては少し混み気味でした。自転車は、先頭車両の運転台の近くに置けると理想的ですが、先客が居たので断念。トイレの近くのスペースに置くことで事なきを得ました。

 

電車の時刻については、辰野駅まで直通する便は2時間も先とのこと。これを待つのはちょっと辛いです。ちょうど中央本線(鈍行)高尾行きが出るようなので、これで岡谷駅まで行ってみることにしました。岡谷駅→辰野駅は飯田線で2駅の距離です。

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岡谷駅に到着。改札を出て自転車を展開しました。

輪行をやり始めると、袋をどう扱うかが問題になると思います。輪行袋は買ったばかりのときのようにコンパクトに畳むのは難しいし、かといって丸めて鞄に放り込むと他の荷物の邪魔になります。

解決法は人それぞれですが、私は細長く丸めて図のようにサドルポストに取り付けています。固定には100均で買った黒いヘアゴムをつかっていて、折り畳むときも邪魔になりません。

 

電車については、岡谷駅→辰野駅の便はあったのですが、この便に乗るには5時間待ちになってしまうことが判明。時刻表を見る限り、最悪のタイミングで岡谷に来てしまったようです。

ですが辰野までわずか2駅分の距離であり、道のりも天竜川に沿って下って行くだけです。自転車を持っているのですし、これを使わない手はありません!

そういうわけで自転車で辰野まで移動し、無事に目的地に到着することができました。

 

無計画な性分のせいでえらい目に遭うところでしたが、折りたたみ自転車で輪行していたおかげでそこそこの早さで辰野まで行けました。

こんな感じの杜撰きわまりないプランニングでも、自転車の機動力のおかげでなんとかなってしまうのが輪行の魅力であり、この気楽さは折りたたみ自転車でしか得られないものだと思います。

 

以上、折りたたみ自転車での輪行の魅力と、輪行のやりかたでした。