今回は長野県の鉄道駅内にある立ち食いそば屋(駅そば)巡りということで、松本市の松本駅の駅そばについて。
松本駅は中央本線、篠ノ井線、大糸線、上高地線の駅で、ホームは4面8線の地上駅。中信地方のターミナル駅で、繁華街や観光地も充実しているので、平日休日問わず人気が多くて賑やかな駅ですね。
私事になりますが、私は現在中央本線の沿線に住んでいるので、東京に出かけたとき新宿駅の電光掲示板で“松本”という表示を見ると、ほっと一安心します。
閑話休題、本題のそばの話に入ります。
概要
松本駅の駅そばは、改札を通った先にあり、今回は0番線・1番線のホームへ下りた先にある「山野草」に入りました。場所はニューデイズの隣で、階段の影になっていてちょっと見つけづらいかも。駅そばなら6番線・7番線のほうにもあるみたいですが、そちらよりも“山野草”のほうがおすすめだと言う情報が多かったのでこちらを選択。
ここのホームは名古屋や新宿方面へ行く特急列車の発着がメインのようで、そのためなのか各駅停車が発着するホームよりも人気がなく、土曜日のお昼時だったのにも関わらず店内は空いていました。
店舗情報
(2019/04/06時点での情報です)
・店名 山野草
・営業時間 07:10~19:10
・価格帯 ¥300~750(現金のみ)
備考
・改札を通らないと利用できない
・座席なし(ただし、店内に椅子が何脚かあるので座って食べることも可能)
・冷たいそば、うどん有り
・トッピング、大盛り有り
・持ち帰り可能(追加料金¥50)
・サイドメニューにおやきと焼おにぎり有り
メニュー一覧
そばには通常(茹で置き)のものと特上(生麺)のものがありますが、そば好きならば特上を選びたいところ。特上は3分ほど待たされますが、その分おいしいです。
サイドメニューには信州名物“おやき”がありますが、具は野沢菜ではなく、鹿肉とのこと。私の中では、おやきは野沢菜以外ありえないので、この点はちょっと残念。
全体的に高級メニュー(駅そばで¥500超は高級な部類)が多く、さすが松本駅、といった感じがします。県内の他の駅と比べても、ほんのちょっと高いかも。
レポート
冷たいそばも良かったのですが、今日は揚げ物を食べたい気分だったので特上の“かき揚げそば”を注文しました。¥460也。
麺は適度な腰とやわらかさで、特上のだけあって風味も感じられます。つゆは関東風の醤油ベースの鰹出汁。しつこくない味なので、つい飲み過ぎてしまい、麺よりも先につゆがなくなりそうになりました。分厚いかき揚げはタマネギの風味が引き立っています。
価格の割にボリュームもまずまずで、この日は朝から城の周辺を歩いて少々疲れていたからか、つゆまで完食いたしました。
今度来たときは超高級メニューの鹿肉山菜そば(¥750)を頂いてみたいと思いました。
以上、松本駅の駅そばでした。
(訪問日2019/04/06)