世をひねる

甲信地方(山梨県と長野県)の寺院・神社建築を語る雑記。

【高崎市】長谷寺 ~坂東三十三箇所に数えられる由緒ある寺院~

今回は群馬県のマイナー観光地ということで、長谷寺(ちょうこくじ)について。別称として白岩観音(しろいわ-)という呼び名もあります。

 

長谷寺高崎市内の山手のほうにあり、高崎市街方面、渋川方面ともに道がやや狭く、車の運転には少し気を使う感じでした。これは単に私の運転が下手なだけかもしれないですが、運転に自信のない方はちょっと注意が居るかも。

 

源頼朝が発案したと伝えられる「坂東三十三箇所」の第15番に指定されているのがこの長谷寺です。ちなみに、次の第16番が群馬県渋川市の水澤寺になります。

また、同じ字面である鎌倉の長谷寺(はせでら)は第4番に指定されています。

 長谷寺へのアクセスはドドメキバス停が最寄りのようですが、徒歩での移動が30分くらいかかるので気軽に行ける距離ではないです。

無料駐車場は道路を挟んで境内と反対側にあり、20台分くらいの広さです。

 

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境内の正面入口。すぐ右手に車道が通っており、その向こうに駐車場があります。通行する車はけっこう飛ばしてくるので、横断や写真撮影の際は注意です。

この車道、もとは長谷寺の境内だったのではないでしょうか。

 

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仁王門。門そのものは装飾の少ないシンプルな作りです。額には読みやすい字で山号白岩山」とあります。

 

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観音堂。本尊は十一面観音。

秘仏の観音像は平安時代後期のものとされ、2m前後の高さがあるようです。仏像としてはかなり大きい部類ですね。

前立(秘仏の代わりに拝む仏像)は鎌倉時代のもので、こちらは2m以上の高さがあるようです。これくらい大きいと「大仏」と言って良いかもしれません。

 

拝観料200円で堂内にある前立を見せてもらうことができますが、訪問時は平日の朝だったためか受付の人の姿が見えず、敢えなく拝観は断念... 今度高崎に来たときは拝観したいです。

 

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観音堂を別アングルから。軒の分厚く突き出した形状がインパクトあります。

 

境内は手入れが行き届いているのですが、掃除用具をこんな目立つところに立てかけて置くのはちょっと勿体ない気がしますね... 立派な仁王門と観音堂があって境内も小綺麗なのに、掃除用具の片付けをしないのは手落ちの感が否めません...

私の訪問したタイミングが悪かっただけなのだろうと思っていたのですが、この記事を執筆するときに画像検索してみたら、立てかけられた箒が写った画像が多数あり、いつもこんな状態のようです。

由緒ある寺院に難癖をつけつつ、今度来たときはちゃんと片づけしてありますように、と観音堂の前で祈願して次の目的地(水澤寺)に向かいました。

 

以上、長谷寺でした。

(訪問日2019/03/01)