世をひねる

甲信地方(山梨県と長野県)の寺院・神社建築を語る雑記。

【駒ヶ根市】光前寺 ~伊那谷で唯一の三重塔が立つ信州屈指の名刹~

今回は長野県のメジャー観光地ということで、駒ケ根市の光前寺(こうぜんじ)について。 光前寺は駒ケ根市の山際、中央アルプスのふもとに鎮座しており、春は桜、秋は紅葉の名所として知られています。また、霊犬・早太郎による猿神退治の伝説でも知られていま…

【千曲市】粟狭神社 ~案内板(設置者不明)はどこまで信用できるか?~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、千曲市の粟狭神社(あわさ-)について。 粟狭神社は千曲市の市街地に鎮座しており、国道18号線のほぼ道沿いにあるため、アクセスは極めて良好です。 本殿は大規模な三間社(さんけんしゃ)という様式で、市内には同規…

【筑北村】刈谷沢神明宮 ~私選・信州最恐スポット(※心霊要素はありません)~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、筑北村の刈谷沢神明宮(かりやさわ しんめいぐう)について。 刈谷沢神明宮は、国道403号線を折れた先にある集落の奥に鎮座しています。古来よりこの近辺の地域は伊勢に神饌(農産物や山の幸)を献上していたため、伊…

【駒ヶ根市】大御食神社 ~立川流の弟子たちが手掛けた精緻な三間社~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、駒ケ根市の大御食神社(おおみけ-)について。 大御食神社は駒ケ根市の郊外の住宅街に鎮座しており、広大な境内はうっそうと茂る社叢に覆われています。 社名はヤマトタケル(日本武尊)がここで饗応を受けたことに由…

【飯田市】諏訪神社(下黒田) ~人形浄瑠璃の影に隠れた本殿~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、飯田市の諏訪神社(下黒田)について。 諏訪神社(下黒田)は飯田市の市街地に鎮座しています。ウェブで検索してみても国指定無形文化財である「黒田人形浄瑠璃」の話題が大半ですが、当記事ではいつものように社殿の…

【高森町】瑠璃寺と日吉神社 ~ピンピンコロリ発祥の地と五間社入母屋~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、高森町の瑠璃寺(るりじ)と日吉神社(ひよし?-)について。 瑠璃寺と日吉神社は高森町の中心部から離れた集落に鎮座しています。桜の名所として知られていますが、境内は伽藍や社殿などの見どころが多数あり、桜が咲…

【箕輪町】長岡神社 ~立川和四郎の手掛けた二間社~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、箕輪町の長岡神社(ながおか-)について。 長岡神社は箕輪町の山際の高台の集落に鎮座しています。本殿は諏訪の立川流の棟梁・立川和四郎(初代)による造営なのですが、神社建築として珍しい部類に入る“二間社”という…

【伊那市】仲仙寺(羽広観音) ~馬の安全を祈願する古刹~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、伊那市の仲仙寺(ちゅうせんじ) 羽広観音(はびろかんのん)について。 仲仙寺は伊那市の北西の山裾に鎮座しており、別名を羽広観音といい、平安時代の開基と伝えられています。本尊の十一面観音は、馬の守り神とし…