甲信寺社宝鑑

甲信地方の寺院・神社建築を語る雑記。

【諏訪市】習焼神社

今回は長野県諏訪市の習焼神社(ならやき-)について。 習焼神社は真志野地区の集落に鎮座しています。 創建は不明。境内案内板(設置者不明)によると、延暦年間(782~806)の御柱祭のときに当社が造営されたらしく、平安初期には確立されていたようです。その後…

【松本市】深志神社

今回は長野県松本市の深志神社(ふかし-)について。 深志神社は松本市街の中心部に鎮座しています。 創建は社伝によると1339年(暦応二年)。小笠原貞宗が戦勝を祝って諏訪明神を当地に勧請したのがはじまりとされます。当初は宮村宮と呼ばれていました。1402年…

【松本市】筑摩神社

今回は長野県松本市の筑摩神社(つかま-)について。 筑摩神社は松本市街を流れる薄川の南岸に鎮座しています。 創建は不明。遅くとも平安時代には成立していたようです。伝承によると794年、坂上田村麻呂が石清水八幡宮から勧請したのがはじまりとのこと。 平…

【松本市】四柱神社

今回は長野県の観光地ということで、松本市の四柱神社(よはしら-)について。 四柱神社は松本の城下町に鎮座しています。 松本駅から松本城への移動ルートの道中にあり、すぐ近くには縄手通り商店街があります。こうした位置関係から、「四柱神社を見て商店街…

屋根の分類【寺社の基礎知識】

今回は寺社の基礎知識として、屋根の分類について。 寺社の建築様式には、何通りかの分類法があります。 分類の方法としては、屋根による分類、意匠による分類、配置による分類、用途による分類、宗教宗派による分類などが挙げられます。 上記のうち、もっと…